2022/4/29「十二番目の容疑者」
韓国映画で一日限りの上映のものを鑑賞。
オリエンタル喫茶という芸術家たちが集うサロンに、ある日常連の詩人が殺害されたという知らせが届き、一同は殺人の容疑をかけられる。
詩人を殺害した犯人を突き止めていくサスペンス。
実は事件を追っている刑事が真犯人で、刑事というのは偽りの姿で実際は共産主義者を見つけ出すのが職務である軍の秘密警察の一員であった。
戦時中の自分の汚職を明るみにさせない為に、自分の過去を知る詩人を殺害し、その容疑をサロンの芸術家達に着させるという計画だったのだ。
最終的にサロンの芸術家達は殆どが殺害されるバッドエンドとなる。
黒幕である刑事役の俳優の狂気じみた演技がとても迫力があった。
韓国映画は何作か観てきたが、どれも面白く概して邦画よりもレベルが高いと思った。