2022/3/20「イングリッシュ・ペイシェント」

f:id:akasetaro:20220418082319j:image駅前の映画館にて観賞した。映画館を出た後に時計を見て、上映時間が3時間近くあったことに観賞後に気が付いた。

時間を忘れるほど面白かったか、というとそうでも無かったが、退屈することは無く最後まで見られるくらいの内容ではあった。

第二次大戦末期のイタリアで、重い火傷を負ったことで記憶を無くし、余命幾許もない患者と、カナダ人の看護婦との交流、そして男の記憶と共に呼び覚まされる南アフリカでの人妻との道ならぬ恋、さらにその悲劇的な結末から男が重傷を負う顛末までを描く。

男が恋に落ちる人妻役の女性は美人だと思った。

 終盤では妻と友人の姦通を知った夫が、妻と男を道連れにし自殺を図ろうと飛行機事故を起こすのだが、その後主人公の男が助けを呼ぶことに失敗し結局人妻は命を落としてしまう。砂漠を三日三晩歩きようやく辿り着いた街でスパイ容疑をかけられ投獄されるのだが、頼りにならない男だというふうに思われイライラさせられてしまった。

さらに、過去の追想と同時進行で、カナダ人看護婦とシーク人の英軍工作兵がある出来事をきっかけに仲睦まじくなっていく。美人の看護婦さんがまさかターバンを巻いたインド人男性にいくとは思っていなかったので、その辺りの意外性がとても面白かった。